自主トレが続けられない理由は『人間の特徴』と『考え方』にあった!? 〜トーチャン流、継続の極意〜

自主トレが続けられない理由は『人間の特徴』と『考え方』にあった!?
〜トーチャン流、継続の極意〜
「やらなきゃいけないのは分かってるのに、練習を続けられない」
「自主トレをやろうと思っても三日坊主になってしまう」
こうした悩みは、実はあなただけの問題ではありません。
人間にはそもそも、続けられないという特徴があるのです。
この記事では、野球の練習継続に深く関わる『人間の特徴』と『コンフォートゾーン』の仕組みを解説します。
人間に共通する3つの特徴
野球の上達を妨げる、人間の根本的な特徴は大きく3つあります。
1.怠ける
誰しも「楽をしたい」と思う性質がある。
自分が特別ダメなのではなく、人間の本能。
2.動けない
「練習しなきゃ」と分かっていても、行動に移せない。
頭では理解しているのに体が動かないのは自然な現象。
3.一度に一つしかこなせない
バッティングも守備も走塁も一気に改善しようとすると中途半端になる。
成果を出すには、まず1つの課題に集中 することが大事。
この3つを知るだけで、「続けられないのは自分が悪いからじゃない」と理解できます。
コンフォートゾーンとは?
「コンフォートゾーン」とは、人間が無意識に戻ろうとする“安心できる状態”のことです。
例えば、
- 今日から腕立てを毎日やろう!と決めても、数日後には「まあ今日はいいか」とサボりたくなる。
- 練習を続けて未来に近づいているのに、脳が違和感を感じて元に戻そうとする。
これは 誰にでも起きる自然な反応 です。
目標がぼんやりしていると戻されやすい
コンフォートゾーンの引力に負けないためには、明確な目標設定 が不可欠です。
例えば、
- 「来週の算数(足し算)テストで80点以上取る」→ 勉強内容と期間が明確(算数の足し算を重点的にやる)
- 「レギュラーになりたい」だけでは曖昧 → 行動が中途半端になり、簡単に戻ってしまう
大谷翔平選手が「何歳でこうなる!」と明確に目標設定をし、夢を叶えたのは有名な話ですよね。
継続力を高める方法
1.目標を具体的にする(期限が重要!)
「打率3割」ではなく「次の日曜日の試合で2本ヒットを打つ」など期限を決める。
2.一度に一つだけ課題に取り組む(欲張らない)
「今日は軸足の体重移動だけを意識する」と絞ることで成果につながりやすい。
3.小さな行動に細分化する(動けないのは、行動目標が大きすぎるから)
「素振り毎日100回」ではなく「1週間、バットを持って外に出る」から始めてみる。
小さく動けば、モチベーションがついてきやすい。
まとめ
人間は怠ける、動けない、一度に一つしかできないという性質を持っている。
続かないのは自分のせいではなく、人間の仕組み。
コンフォートゾーンを乗り越えるには『目標を明確にする』ことがカギ
野球の練習を続けたいなら、まず “自分がどんな目標に向かっているのか”を具体的に描くことから始めましょう。